日本で一番有名な大学、東京大学。(略して「東大」!)憧れの大学キャンパスの名所を見学してきました。

東京大学の代名詞ともなっている赤門は江戸時代から残る重要文化財。関東大震災、東京大空襲を免れ、現存しています。

1969年学生運動のさなか、紛争の舞台となった安田講堂。ここに立てこもった学生たちと警官隊が交戦。その傷あとが今も残っています。
キャンパス内には歴史の足跡がいっぱい

残暑厳しい9月。三ノ輪ジュニアスクールの5、6年生が、東京大学の本郷キャンパスにやってきました。引率は平野スクール長。そしてキャンパスを案内してくれたのは、竹山美奈子先生です。
正門から銀杏並木を歩いていくと、正面に安田講堂が見えてきます。ここは世界中から著名な研究者が集まって学会が開かれる場所。中に入ることはできませんが、近づいてみると外壁に多くの傷跡があるのが分かります。これはあの学生運動の時代にできたもの。さっそく昭和史の現場を目の当たりにした子どもたち。目を丸くして眺めていました。安田講堂の程近くの林に囲まれた道を進むと目の前に広がるのが三四郎池です。キャンパスに突然現れた自然の風景。子どもたちは大喜びで飛び石を渡りはじめました。実は東京大学のキャンパスは、江戸時代には加賀藩邸の一部でした。この池も庭園の名残だということです。
次に向かったのは、噴水の正面にある総合図書館です。玄関を入り、赤いじゅうたんの階段を上ると、天井や柱には西洋風の装飾。上品で厳粛な雰囲気が漂っています。貴重な巻物や洋書を含め、なんと百万冊以上が収蔵されています。さっきまでにぎやかだった子どもたちも、ここではそ~っと大人しく見学していました。

総合研究博物館の特別展「火星~ウソカラデタマコト~」では火星探査計画のプランが展示されていました。こちらは実際の火星探査機のアイデア。

総合研究博物館では「昆虫標本の世界」も開催されていました。
やっぱり一番のお楽しみ学食&購買体験!
みんなが一番楽しみにしていたのは、なんといってもランチタイムです。中央食堂に走りこむと、学生さんや教授陣に混じって食券を購入。たくさんのメニューの中でも、東大のシンボルの名前を冠した「赤門ラーメン」が人気の様子。ところが、子どもたちの評価は「思ったよりも辛い…」と、意外に辛口? パスタやそばも人気で、みんなで楽しいランチタイムでした。
最後にやってきたのはキャンパス内にある総合研究博物館。こちらは一般の人でも無料で見学できます。専門的な研究展示でしたが、特別展示されていた『宇宙』、『昆虫』など身近なテーマに引きつけられたようです。模型や標本を興味深く見学していました。
楽しかった東大ツアーも終わりの時間。最後に平野スクール長から東大クイズが出題されました。竹山先生のお話をしっかり聞いていれば解けるはずですが、結果は…? なんと4人が10問中8問正解。さすが未来のエリートたち!
古きよき時代の趣が色濃く残る東大キャンパス。ここに集まるたくさんの知識や技術の輪郭を、子どもたちはしっかり感じとったようです。購買部で選んだ東大ノートやボールペンは大事な記念品。今日からの勉強の強い味方になってくれるに違いありません。

やっぱり一番のお楽しみ学食&購買体験!

東大クイズに正解しました!
ひとくちメモ
東大卒のノーベル賞受賞者
ノーベル文学賞を受賞した小説家の大江健三郎さんは有名。また記憶に新しいのは根岸英一さんの化学賞受賞。東大工学部出身です。
一二郎池?
三四郎池という通称はご存知、夏目漱石の小説から取られていますが、キャンパス内にはもうひとつ池があるとか。そちらは三四郎池にちなんで、一二郎池と呼ばれているそうです。ユニークな話ですね。


